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MINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4【オールドレンズ / 作例】

こんにちは、みなみです。

ミノルタ独自のコーティング、「アクロマチックコーティング」による緑色の輝きが美しい。
オールドレンズに興味をお持ちなら「緑のロッコール」はぜひ使ってみたいところです。

58mm F1.4から繰り出される柔らかな描写はまさにオールドレンズそのものといったところ。
オールドレンズお決まりのフレアやゴーストも出るので、クセのあるノスタルジックな描写が楽しめますよ。

オールドレンズの始め方

緑色に反射するコーティングが美しい

スペック

  • 発売年 : 1966年
  • マウント : ミノルタ SR/MC/MDマウント
  • F値 : F1.4~F16
  • 最短撮影距離 : 0.6m
  • 絞り羽根枚数 : 6枚
  • レンズ構成 : 5群6枚
  • フィルター径 : 55mm
  • 重量 : 約290g

写真紹介

使用したカメラがAPS-C機(FUJIFILM X-T1)の為、焦点距離が87mm相当となっています。

優しい写りをしますね。
嫌味の無い写りです。

ふわっとした描写はだいたいのオールドレンズで共通なのでしょうか?
スーパータクマーヘリオスもこんな感じです。
玉ボケは輪郭がはっきりしていますね。

円形のゴーストが出ていますが、個人的にはあまり出ない感覚ですね。

どことなくノスタルジックな写り。

カブトムシ発見。
背景は大きな玉ボケ。
開放F1.4の威力はすごい。

フレアとゴーストの調和がまた良い感じ。

コスモスを撮影。
とにかく優しい写り。
この写りは現代のレンズでは無理でしょう。

街中での一枚。
花や植物とは違って、少しコントラストが強くなりましたかね。

都会の街並みを撮影。
基本的にオールドレンズは夜以外で使いたいかも。
太陽の光が欲しい......

描写

このように横からまたは上から放物線をえがくようなゴーストが多く見られました。
よくある円形のゴーストは私が使ってみた感じほとんど出ませんでした。
たまたまなのか、また試してみたい。

非常に柔らかなボケが出ますね。
F1.4の大口径レンズの威力はすごいです。

ここを拡大 F1.4
拡大 F1.4

開放F1.4で撮影したものを拡大。

ここを拡大 F8
拡大 F8

F8で撮影したものを拡大。
どのレンズにも言える事ですが、絞って撮れば解像しますね。

F1.4
F8

外観など

絞り羽根は6枚

おわりに

やはりゴーストの表現に特徴があるなぁといったところでした。
現行のレンズでは表現できないエモーショナルでノスタルジックな描写はオールドレンズならではですね。

APS-Cでの使用なので87mm相当と焦点距離が伸びてしまっているので、物言いが付きそうな写真でしたが
APS-Cでも十分楽しめますよ
でもフルサイズで使うのが最適解かと思います。

それとオールドレンズはやはり開放で撮影するのが楽しいですね。
開放F1.4の柔らかい表現力は一度は味わってみたいものです。

ちなみにオールドレンズの流行と共に、中古での価格が高騰しています。
ですがざっくりと中古市場をみたところ、このMINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4はスーパータクマーヘリオスと比べて比較的安価で手に入れやすそうです。

私はこのレンズを6000円で購入しています。
機会があればぜひ手にして楽しんでみてください!
参考になれば幸いです。

ではでは。

まとめ

  • オールドレンズならではのエアリーで優しい表現
  • 円形ではなく放物線をえがいたようなゴーストが出やすい
  • 開放F1.4が出す柔らかくふんわりしたボケは必見
  • 比較的安い価格で購入できる

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