こんにちは、みなみです。
ミノルタ独自のコーティング、「アクロマチックコーティング」による緑色の輝きが美しい。
オールドレンズに興味をお持ちなら「緑のロッコール」はぜひ使ってみたいところです。
58mm F1.4から繰り出される柔らかな描写はまさにオールドレンズそのものといったところ。
オールドレンズお決まりのフレアやゴーストも出るので、クセのあるノスタルジックな描写が楽しめますよ。

写真紹介
使用したカメラがAPS-C機(FUJIFILM X-T1)の為、焦点距離が87mm相当となっています。


優しい写りをしますね。
嫌味の無い写りです。

ふわっとした描写はだいたいのオールドレンズで共通なのでしょうか?
スーパータクマーもヘリオスもこんな感じです。
玉ボケは輪郭がはっきりしていますね。

円形のゴーストが出ていますが、個人的にはあまり出ない感覚ですね。

どことなくノスタルジックな写り。

カブトムシ発見。
背景は大きな玉ボケ。
開放F1.4の威力はすごい。

フレアとゴーストの調和がまた良い感じ。

コスモスを撮影。
とにかく優しい写り。
この写りは現代のレンズでは無理でしょう。

街中での一枚。
花や植物とは違って、少しコントラストが強くなりましたかね。

都会の街並みを撮影。
基本的にオールドレンズは夜以外で使いたいかも。
太陽の光が欲しい......
描写


このように横からまたは上から放物線をえがくようなゴーストが多く見られました。
よくある円形のゴーストは私が使ってみた感じほとんど出ませんでした。
たまたまなのか、また試してみたい。

非常に柔らかなボケが出ますね。
F1.4の大口径レンズの威力はすごいです。


開放F1.4で撮影したものを拡大。


F8で撮影したものを拡大。
どのレンズにも言える事ですが、絞って撮れば解像しますね。


外観など


おわりに
やはりゴーストの表現に特徴があるなぁといったところでした。
現行のレンズでは表現できないエモーショナルでノスタルジックな描写はオールドレンズならではですね。
APS-Cでの使用なので87mm相当と焦点距離が伸びてしまっているので、物言いが付きそうな写真でしたが
APS-Cでも十分楽しめますよ!
でもフルサイズで使うのが最適解かと思います。
それとオールドレンズはやはり開放で撮影するのが楽しいですね。
開放F1.4の柔らかい表現力は一度は味わってみたいものです。
ちなみにオールドレンズの流行と共に、中古での価格が高騰しています。
ですがざっくりと中古市場をみたところ、このMINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4はスーパータクマーやヘリオスと比べて比較的安価で手に入れやすそうです。
私はこのレンズを6000円で購入しています。
機会があればぜひ手にして楽しんでみてください!
参考になれば幸いです。
ではでは。
素敵なカメラライフを