こんにちは、みなみです。
カメラを趣味として始めて10年くらい経ちますが、何故かいまさら一眼レフにハマっています。
不思議なもんですねぇ。
いまや過去のものになりつつある一眼レフに手を出すのは時代に逆行しているといえます。
でも......楽しいんですよねこれが。
最初にお断りを入れていくと、この記事に出てくる「Nikon D300」はかなり古いカメラです。
もし購入を検討される方はメーカーのサポートがすでに終了していることをご了承ください。
D300じゃなくても他の一眼レフでも十分楽しめると思います!
なぜ一眼レフなのか
一眼レフを本格的に始めたのは2024年1月から。
それまではミラーレスカメラやコンデジなんかを使って楽しんでいました。
しばらくしてNikon FEというフィルム一眼レフカメラを使ったことがきっかけで一眼レフにハマってしまいました。
ミラーレスでは味わえない光学ファインダー、シャッター音の魅力にとりつかれてしまいました。
一眼レフの「写真撮ってる感」は特別なものだと感じます。
もちろんミラーレスでも楽しいですよ。
もうとっくにミラーレスの時代になっていますし。
しかしこれは使ったことがないと分からない世界です。
カメラに限らずなんでもそうです。
体験してみないと分からないのです。
Nikon D300を中古で買った

一眼レフを買おう。
しかし何を買えばいいのか。
とりあえず最初だから安いやつで良いかなと。
中古市場を見ていたところカッコいいカメラを発見!
Nikon D300というカメラ。
このD300、名前だけは知っていて前からカッコいいとは思っていました。
当時のニコンのAPS-Cのフラッグシップ機です。
APS-C機にしては少し大きくて重い。
2007年製ということもあってかなり古いカメラではりありますが、このルックスのカッコ良さに惚れてしまい購入を決意。
色々調べているとこのD300は名機としても名高い。
もちろん今どきのカメラに比べたら性能的にはかなり劣るでしょう。
スペックが重要なのは百も承知であるのでそこは自己責任です。
ちなみにお値段23000円なり
レンズも買った

レンズが無ければ撮影はできないので併せて購入。
左から
- AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)(中古で約3万円)
- AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mmF3.5-4.5G(IF)(中古で約7千円)
- AF-S DX Nikkor 35mm f/1.8G(中古で約1万3千円)
一気に3本買ったわけではなく真ん中、右、左の順で購入。
全て中古です。
7千円~3万円の範囲内でコスパよく抑えることが出来ました。
これ以外にもマニュアルレンズを持っていますがここでは割愛します。
あと18-140mmが欲しい......
高倍率ズームレンズがやっぱり好きです。
中古で買う不安
とはいえカメラボディに関しては中古で買うのは怖い。
分かります。
私は以前メルカリで二眼レフというものを2万円ほどで購入したのですが壊れていました。
一回もシャッターを切ることなくお蔵入りです。
やはりフリマサイトで買うよりもマップカメラやカメラのキタムラのような信頼できるところで買う方がリスクは少ないのかなと思います。
ちなみに中古で買うにあたっての不安要素は以下の通り。
- シャッター回数
- グリップのべたつき
シャッター回数
カメラには耐久シャッター回数というものがあり、Nikon D300は約15万回。
あくまでも目安ではありますが15万回まで耐えられるだろうということ。
シャッター回数を調べることが出来るサイトがありそちらで確認してみると......25290回
個人的にはかなりの当たりです!
5万回、下手したら10万回を覚悟していたのでラッキーです。
しかしあくまでも目安なので過信は禁物です。
グリップのべたつき
そしてグリップのべたつき。
加水分解という化学変化によってグリップにべたつきが出てくることがあります。
カメラとして使えたとしてもベタベタのグリップなんか触りたくもありません。
もしべたつきがあるようなら、無水エタノールを使えば綺麗になるようなので私もいつか使う日が来るかもしれません......
ちなみに購入したNikon D300は綺麗なグリップでした。
ネットで購入したのですが、写真だけで判断するのは難しいかもしれません。
概要蘭にカメラの状態が記載されていますが、何となく不安ではありますね。
一番良いのは実際にお店に出向いて見て触って確認するのが一番ですね。
でもネット購入の手軽さはやめられない......
外観を見てみよう




ボディは防塵防滴仕様のマグネシウム合金。
しっかりとした作りでズッシリと重い。
この重さがたまらない。
使ってみた感じ
使ってみた感想なんですがざっとこんな感じで述べていきます。
- 露出が難しかった
- JPEG撮って出しも悪くない
- AFに大きな不満は無し
- 高感度は弱い
- 重さには慣れる
露出が難しかった
これはD300に限らず全ての一眼レフに言えることですね。
やはりミラーレスのEVFと違って光学ファインダーを見ながら適切な露出を合わせるのは難しいです。
ミラーレスはスマホのようなもので、撮影する前に露出を確認することが出来ます。
要するにシャッターを切る前に撮影結果が分かってる状態です。
一眼レフでも背面液晶を見れば同じ感覚で撮影できますが、光学ファインダーを見ながらだとそうはいきません。
暗くなりすぎたり明るくなりすぎたりして同じ構図で何枚も写真を撮るなんてことはザラです。
経験を重ねていく事で露出に対する対応力を身に着けていくしかないですね。
私は全く成長していませんが......(とほほ)
JPEG撮って出しも悪くない
これに関してはめちゃくちゃシビアに見ているわけではないのですが、パッと見特に問題無いかなと感じています。
見るに堪えないなんてことは無いです。
もちろん私自身、場合によってはRAW現像することもあります。
ですがJPEGのままでも十分な色味だと思います。
以下の写真は全てJPEG撮って出しです。





AFに大きな不満は無し
ピントを合わせる速さというのは速い方が良いに越したことは無いです。
速ければ速い方が良いのです。
それだけチャンスをものにできるしストレス軽減にもなるでしょう。
このD300、決してAFが速いわけではないと思いますが、特に不満無く使えています。
最近のカメラに触れていないので速い遅いの基準が定まっていませんが、少なくとも静止物を撮影するならば問題無いかと。
でもさすがに低照度の環境ではAFに迷いが出てきます。
ちなみに動き物、例えば私は以前に競走馬を撮影したことがありましたが普通に撮れました。
被写体が大きく動きが予測しやすいものはイケそう。


高感度は弱い
2007年製のカメラでAPS-Cという事もあって高感度はかなり弱い。
今どきのミラーレスカメラに比べたら雲泥の差ではないかと。
参考程度に簡単な比較をしてみました。








常用ISO感度は200~3200。
拡張でISO100~6400まで使用可能。
拡大してみればかなりノイズが乗っていることが確認できます。
とはいえSNSとかで見る分にはそんなに気にしなくても良いのかもしれません。
もしノイズが気になるようならライトルームのような画像編集ソフトで消すことが出来ます。
私はあまり気にせずISO感度を上げてしまう人です。
重さは慣れた
NIkon D300の重さは公式で925g(バッテリー、メディアカード込み)
D300を使うにあたって不安要素の一つであったのがこの重さです。
レンズを付ければ1㎏を超える重さにこの先耐えられるのか......
撮影している時は不思議とあまり重さは感じられません。
撮影に集中しているとそんなことどうでもよくなってくるのかもしれない。
しかし撮影が終わってカメラをバッグに入れて歩いていたりするとかなり重く感じる。
この感覚は今でも続いています。
でもこれはなんやかんやで結局荷物が多くなっているせいもあるかもしれません。
レンズやバッテリー、カメラボディが増えればそれだけ体に負担がかかります。
Nikon D300自体の重さには慣れてます。
D300に軽い単焦点一本だけでおでかけとかなら余裕です。

その後の変化(ミラーレスを売った)
一眼レフカメラのある生活を始めてから私の視界にミラーレスが入らなくなってしまいました。
FUJIFILM X-T1というミラーレスを使っていましたが、全く出番が無くついには売却してしまいました。
当初は一眼レフとミラーレス、バランスよく使っていこうと考えていましたが......ダメでした。
私の心は一眼レフ一色に染まってしまいました。
ミラーレスが嫌いになったわけではありません。
今は一眼レフを使いたい。
ただそれだけです。
また機会があればミラーレス使いたいと思っています。
少しくらいは時代の波に乗っておかないと取り残されていきますからね......

カメラ周辺アイテムを少し紹介しておく
ここでカメラ周辺アイテムを少し紹介しておきたいと思います。
最低限これだけは必要だったものです。
- メディアカード
- バッテリー
- カメラストラップ
- カメラリュック
メディアカード


Nikon D300は一昔前のメディアカードを使用します。
CFカード(コンパクトフラッシュカード)というもの。
私もこのカメラで初めてCFカードを買いました。
SDカードに慣れている身としては第一印象は「でかい!」です。
CFカードにはType I と Type II がありますがD300はどちらにも対応しています。
ちなみにType I と Type II の違いは厚みです。
そして容量ですが、私は8GBのものしか使ったことがないのですが、32GBまで対応しているようです。
SDカードに比べて価格が高いのがマイナスです。
なおパソコンにデータを取り込むにはカードリーダーが必要なこともお忘れなく!


でもやっぱりSDカードを使いたい。
私は基本的にはこのSDカードをCFカードに変換するアダプターを使っています。
こういったものは何となくエラーが出そうで今まで手を出さなかったんですけど
使ってみたら意外とイケます。
ただ64GBのSDカードで試したところ認識しませんでした。
32GBのSDカードなら認識してくれました。
この辺はご注意を。
バッテリー

バッテリーですが2007年製の古いカメラという事もあり、純正のバッテリーが売っていません。
そうなると必然的に互換バッテリーを使うことになります。
EN-EL3eというものになります。
私が買ったのはSIXOCTAVE(シックスオクターブ)というメーカーのもの。
よく分からないで購入してしまいましたが今のところ問題無く使えています。
Amazonで検索すれば互換バッテリーが色々出てきますのでご覧になってください。
バッテリーと併せてバッテリーチャージャーも必要です。
私はバッテリーとチャージャーがセットになっているものを買いました。
セット販売されているものもあるので活用してみるのも良いと思いますよ。
カメラストラップ


これもやはり必要になってきますよね。
私はピークデザインのワンタッチ着脱タイプのものを使っています。
出先で外すことはありませんが、家に帰ってからはストラップを外したいんです。
凄く邪魔に感じるからです。
ピークデザインと似たようなところで、Cobby(コビー)というブランドのストラップも持っています。
ピークデザインと変わらない使用感で使えています。
カメラリュック

これももしかしたら必要になってくるかもしれない。
私は以前までは普通のリュックにカメラを入れていました。
使い勝手は良くなかったけど我慢できるレベルでした。
でもやっぱりカメラリュックがあったほうが何かと便利だし撮影もはかどるだろうなぁ
ってことでNikonのスマートカメラリュック II を買いました。
正直もっと早く買えば良かったと思いました。
コンパクトなサイズ感でありながらそこそこな量が入ってしまいます。
めちゃくちゃ大容量というわけではありませんが、カメラボディ1台にレンズ3本くらいなら入ってしまいます。
かなりのお気に入りです。
写真紹介
では今までに撮ってきた写真を少しだけ紹介します。


















おわりに
時代遅れ満載の記事で恐縮ですが、私は一眼レフが大好きでこれからも楽しんでいきたいです。
余談ですがもしこれからカメラを始めたい方はミラーレスカメラをおすすめします。
今は間違いなくミラーレスの時代ですから自然な流れだと思います。
一眼レフでも良いのですが、「デカい、重い、難しい」で使わなくなるケースも多いようです。
ちなみに軽い一眼レフも普通にありますよ。
ミラーレスに慣れてきていつもとは違った刺激が欲しい!なんていう時に少し寄り道をして一眼レフを触ってみるのも良いかもしれません。
ではでは。
素敵なカメラライフを!