一眼レフカメラ

Nikon D700というフルサイズ機を手に入れて数ヶ月が経つ【一眼レフ】

こんにちは、みなみです。

初めてのフルサイズ一眼レフカメラ、Nikon D700を手に入れました。
今現在もNikon D300というAPS-Cの一眼レフを使ってるんですけど、フルサイズも買おうってずっと思ってました。
フルサイズならではの迫力かつ立体感のある写真を体感してみたくてついに買ってしまいました。

人生初のフルサイズ!
APS-Cからフルサイズという王道パターンを進んでいきます。

今回はそんなNikon D700の記事になります。

Nikon D700って何?(スペックとか)

初めてのフルサイズ機はNikon D700にした

Nikon D700とは何ぞや?ってことで軽くスペックなんかを見ていきたいと思います。

D700は2008年に発売されてますね。
当時D3というフラッグシップ機があって、基本性能はほとんどそのD3と同じでありながら コンパクトかつ軽量なボディを実現させたカメラです。

ちなみにD700はNikon D300をベースに作られたようです。

Nikon D700の簡単なスペック

  • 発売日 : 2008年
  • マウント : Nikon Fマウント
  • 撮像素子 : フルサイズ
  • 有効画素数 : 1210万画素
  • ファインダー倍率 : 0.72倍
  • ファインダー視野率 : 95%
  • シャッタースピード : 1/8000~30秒
  • ISO感度 : 標準200~6400 / 拡張100~25600
  • 素材 : 防塵防滴 / マグネシウム合金
  • バッテリー : EN-EL3e
  • メディアカード : CFカード(Type I)
  • 重量 : 約1090g(メディアカード、バッテリー込み)

なぜNikon D700を選んだの?

なぜD700にしたのかって事なんですけど大した理由はないんですよね。
しいていうなら 見た目のカッコ良さと低画素
ここに惹かれました。

見た目のカッコ良さ

Nikon D300とNikon D700

もう何年も前の話ですけどこのカメラを初めて見た時、 正直カッコ良くはないなと思いました。
やけに背が高く感じてこのカメラ高さがちょっとあるんですよ。
D300と比べるとよく分かるかな。

しかも重い。
バッテリーとCFカード込みで1キロ超えてます
洗練されてない感じが当時は好きではありませんでした。
ですが一周回ってカッコ良く見えてしまっています。

そういうカメラっていうのは他にもあって、 例えばペンタックスのK-1とか。
あれも正直、最初は印象良くなかったんです。
でも今はあのカメラ、カッコイイと思ってます。

不思議ですよね。 このD700も今は、ホントにカッコイイと思ってます。
異常なカッコ良さです。

今までネットでしか見たことなかったんですけど 家に届いて初めて現物を見た時に、 「あぁコレヤバいな」と思いました。
特にペンタ部の盛り上がってる感じがカッコ良くてたまらない。

Nikonだとこのカメラ以降、ボディが全体的に丸みを帯びていく感じになりますよね。 D800シリーズとかね。
やっぱり丸みを帯びていない直線的で角ばったフォルム、デザインが私は好きみたいですね。

重量級ではあるけど、でもカッコいいから別に良いかなみたいな。

低画素

低画素だが私には十分のようだ

そして低画素ということなんですけど、 D700は有効画素数が1210万画素
画素数の事ってあまりよく分からないですけど、 私の用途では画素数ってあまり必要ないのかなぁと。

例えばこのAPS-CのD300 有効画素数1230万画素なんですよ。
でもこれ使ってて普通に十分だと思ってるんですよ。
なのでこのフルサイズで1210万画素でも十分かなぁって。

高画素ってどうなんでしょうね。
例えば大きくプリントしたりとか、トリミングをしまくったりとか、 そういう事をするのであれば高画素の恩恵は受けられると思うんですけど まぁ特別そういうこともしないので。

実は今回フルサイズのカメラを買おうと思っていた時に、D810という機種も候補に挙がっていたんですよ。
でもあれ高画素なんですよね。 3635万画素。

そうなってくるとデータのサイズも大きくなって扱いにくくなりそうだったし、 自分にとってはあまり良い選択ではないかなぁと思って。

フルサイズで低画素ってあまり無いような気がしますけどね。
Nikon Dfなんかも1600万画素くらいで比較的画素数は抑えめですけど、これは更に少ない1210万画素です。

Yotubeに動画をアップした時点では二週間くらいしかまだ使ってなかったですけど、5か月経った今でも全然問題ないですね 。
十分です。 データのサイズも小さくて快適ですね。

D700のポジションって?

Youtubeに動画をあげた時点ではD700のポジションというか位置付けがよく分かってなかったんですけど、
色々コメントで教えていただきました。

Nikon D700は上級機になるようです。
上級機ってD800シリーズだけかと思っていました。
D一桁がフラッグシップですね。

三つ葉ボタン
丸窓のファインダー

軍艦部の三つ葉ボタンの感じとか、丸窓のファインダー、アイピースシャッターの感じからしてもやはり上級機ですね。
ちなみにD700の後継機がD800になるようです。

中古購入です

新品で買うことはまず不可能なので 当然中古で購入しました。
約5万円です。

このD700に関しては私が見る限り、状態の良いものがあまり出回ってないんですよね。
かなり古い機種という事もあると思うんですけど。

当然サポート期間もとっくに終了してますので故障したら終わりです。
そこが少し不安でしたね。
まぁ色々理解したうえで購入しました。

ここで気になってくるのが、Nikon D300の時にも言いましたけどシャッター回数とかグリップのベタツキ。
これがもう気になってしょうがなかった。

シャッター回数

D700の耐久シャッター回数が約15万回。
果たしてこれまでに何回シャッターが切られているのか……
という事で調べてみました。 これ毎回緊張するんですよね。

結果8451回でした。

D700は当時プロの方が結構使っていたという事もあってかなり使い倒している個体が多そうなイメージだったんですけど
8451回とかなり素敵な枚数でした。

でもどうでしょうね。
シャッター周りの部品を交換したりするとシャッター回数がリセットされるなんて話もあるので この数字が本当かどうかは分からないですね。

まぁでもとりあえずこの数字だけを見れば、ちょっとは安心というか精神的には楽になりますね。耐久シャッター回数というのはあくまでも目安なんで、 壊れるときはいつでも壊れる可能性があります。

グリップのべたつき

グリップのべたつきですがこれは大丈夫でした。
加水分解という厄介なものがべたつきを引き起こす原因になるんですけど全然大丈夫でした。
すごいキレイ! というかボディそのものが綺麗ですね。

ちなみにべたつきには無水エタノールが効果的だそう。

外観を見てみよう

では外観の方をサクッと見ていきましょう。 Nikon D300をベースとしてるだけあってボタンの配置とかね かなり似ています。

ニコンらしい質実剛健な作り。
筋肉隆々で無骨なデザインは惚れ惚れしてしまう。

シャッター音

今現在使っているレンズ

  • 左 : AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED(中古で3万円)
  • 中 : AI Zoom Nikkor 28~85mm F3.5~4.5S(中古で8千円)
  • 右 : AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(中古で1万8千円)

今はこれらを中心に使っています。
真ん中はマニュアルレンズです。
正直AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRが欲しい......

写真紹介

それでは撮影した写真をどうぞ。

さすがフルサイズ

ぶっちゃけ普通に写真を撮ってる分にはAPS-CのD300とあまり変わらないんですけど、 ここはやっぱりすごいなと思ったところがあります。

それは高感度耐性ですね。

さすがに今どきのカメラには敵わないのかもしれないけど、 でもさすがフルサイズだと思いました。

D700 ISO6400
D700 ISO6400 拡大
D700 ISO12800
D700 ISO12800 拡大
D700 ISO25600
D700 ISO25600 拡大


外はもう真っ暗で近くに街灯が一つあるだけの状況です。 そこにコンデジを置いて撮影してみました。
ちょっと分かりにくいかもしれませんけが参考までに。

D700 ISO6400
D700 ISO6400 拡大
D700 ISO12800
D700 ISO12800 拡大
D700 ISO25600
D700 ISO25600 拡大

どうでしょう? なかなか素晴らしいんじゃないですかね。 ISO6400、ISO12800くらいまでは全然余裕な感じがしますけど。
あくまでも2008年製のカメラだという事をお忘れなく!
最近のカメラとは比べ物にならないと思います......

Nikon D300が高感度に弱いので余計に凄いと感じてるのかもしれないけど… でもやっぱりフルサイズってすごいんだなって思いました。
積極的に高感度が使えるのは嬉しいですね!

少し気になったこと

スペック上少し気になっていたことがあってそれはファインダー視野率が95%だということですね。

要するにファインダーで見ている範囲をそのまま撮ることが出来ないという事ですね。
ファインダーで見えていない周りの部分が少し入り込むことになります。

実際に使ってみてやっぱりちょっと気になるかな。
ギリギリの構図で撮ってしまうと入ってほしくない部分が写りこんでしまうんですよね。

分かってはいるんですけど、撮影してるとついそのことを忘れてしまいます。
Youtubeほ動画をアップした時はまだ使い始めて二週間くらいしか経ってなかったんですけど、それから数か月経った今もつい忘れてます......
画角に余裕をもって構図を決める必要があります。

重さもちょっと気になっていたがNikon D300で慣れてしまったのか、 あまり気にならないかも。
とはいえボディだけで1キロ越えですから重いは重いですね。

D700と50mm F1.8の軽い単焦点の組み合わせで1.2㎏くらい。
レンズによっては2㎏くらいになります。
付けるレンズによってだいぶ変わってきますね。
なるべく軽いレンズを付けたくはなります。

おわりに

初めてフルサイズ機を使ってみたんですけどやっぱり良いですね。
先ほども少し言いましたけど、普通に写真を撮ってる分にはNikon D300とあまり変わらないです。 パッと見あまり変わらない。

ただシチュエーションによっては、例えば暗所での撮影とかになってくるとフルサイズ有利になってきますよね。
何よりもカメラ使ってる感半端じゃないですよ。
重量感のせいもあるかもしれないけど。

ファインダーも視野率95%ですけど、 ファインダーそのものは見やすい。
D300よりも見やすいかな。

シャッター音も良いですね。
D300と比べると音は少し大きめなのかな。
とにかくレフ機の音最高です!

作りもしっかりしていて所有欲がある。
また一台大切なものが増えましたね。
Nikon D300と共に大切に使っていきたいと思います。

ではでは。

素敵なカメラライフを

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