こんにちは、みなみです。
ニコンFマウントのAPS-C用の単焦点レンズ、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを紹介していきます。
Nikon D300とともにしばらく使ってきました。
軽量コンパクトで安価、定番レンズという事でとりあえず買っておく方も多いと思います。
安いのは良いけど描写はどうなのか。
心配する必要な全く無く、確かな性能を秘めています。
写真紹介
まずはこれまでに撮ってきた写真をどうぞ。
データを見ると開放F1.8で撮影しているものが多くあまり参考にならないかもしれません......
使用カメラはNikon D300

紫陽花を撮影。
開放F1.8により、立体感のある写真が撮れました。
自然なボケ味も良い感じです。

中心部から外れると玉ボケがレモン型になりますが、絞ることで改善はされます。
私は玉ボケの形を気にしたことがほとんどありませんが、みなさんはどうでしょう?

このレンズは開放で撮りたくなってしまいますね。
葉っぱの質感がなかなか良いです。

フルサイズ換算で52.5mm。
やはり切り取るには最適な焦点距離ですね。

少し遠景気味に撮影。
本当はもっと広く撮りたかったが、状況的に後ろに下がることが出来なかった。
換算50mm前後は後ろへ下がりたくなるシーンが多くなりますね。

距離感がバッチリ合えばこういうシーンがすっきりとおさまる。



やはり開放で撮るのが楽しい。
光を味方に付ければ空気感のある写真が生まれる。

夜の撮影では開放F1.8が心強い。
あまりISO感度を上げずに済むので助かりますね。
外観を見てみよう




描写


蓮を開放F1.8で撮影。
なかなかシャープに写っています。
有効画素数1230万画素のD300でこれだけ写れば良い方ではないでしょうか。

逆光で撮影。
柔らかい光を上手くとらえることでコスモスの可憐さをより引き立てることが出来ました。

柔らかく空気感のあるボケが魅力的。
全てのシーンでとはいきませんが条件によってはこういった表現も可能です。
おわりに
ニコンFマウントのAPS-Cの単焦点といえばこの35mmですよね。
ちなみにフルサイズ換算で52.5mmになります。
画角の事からも、やはり「切り取る」要素が強いレンズかと思います。
私は以前から50mm前後のレンズは狭いなぁと感じていました。
特に街中で使うには窮屈に感じる。(私は24mmが好きです)
もちろん単焦点なので自分の足で画角を決めること重要です。
50mm前後でも風景は撮れるし、要は使いようですね。
解像感は悪くありません。
ボケは柔らかくエアリーな感じです。
これまでに撮影したデータを見ると開放F1.8で撮ったものが多く、
言い換えれば「開放で撮りたくなるレンズ」とも言えます。
ちなみにAFは少し遅いかもしれませんが、めちゃくちゃストレスがたまるというほどではありません。
もしニコンFマウントのAPS-Cをお持ちならとりあえず手に入れておいて損はありません。
単焦点レンズの楽しさを味わえる一本だと思いますよ。
参考になれば幸いです。
ではでは。
素敵なカメラライフを